乗る人の夢を叶える勝利。

ホンダコレクションホール

シビック(JTCグループA仕様車)
全日本ツーリングカー選手権(JTC)の最小排気量クラス(1600cc以下)に出場し優勝したクルマで、写真のクルマのチームはJACCSチームと言い、チームは準ワークス格とはいえプライベータチームでホンダ陣営のワークスでありマシン開発も担っていた最強チーム、無限を最終戦で逆転して年間チャンピオン獲得すという快挙を成し遂げた。プライベートチームがワークスチームに勝つことはとても難しくレースの世界では珍しい。
スポーツシビックは前作グランドシビックと比べてさらに低く、急角度に寝かされたウインドウクリーンが特徴で、ホイルベースは70mm延長されている。フェンダー内に押し込まれた巨大なタイヤ&ホイールが目を引くが外見上のシルエットは市販車SiRのまま。
エンジン:水冷4ストローク直列4気筒横置DOHC4バルブベルト駆動 1595cc 最高出力:230PS 重量:780kg 年式:1993年

アコード(JTCCグループST仕様車)
1996年のJTCC(全日本ツーリングカー選手権)に登場すると開幕3連勝を飾り衝撃を与えたアコード。
序盤戦は6戦5勝を果たすなど活躍があり、ドライバー二人が大差をつけてポイントランキング上位ふたつを独占した。
翌年の97年からの規定変更に伴い、リアウイングは調節式の大型ダブルウイングとなった。「3X」の16号車はブリヂストンの18インチを履た(96年はミシュランの19インチ」)大きく拡幅されたフェンダーも97年の特徴でエアロパーツ形状も変更され、フロントバンパー下部に丸い穴が開いているのが3Xの大きな見分け方のポイント。最終スペックとなった3X用エンジンはカーボンファイバー製ヘッドカバーが特徴で圧縮比は96年型の13.5から14へと高められ、最高出力は310馬力(310PS)である。
エンジン:水冷4ストローク直列4気筒横置DOHC4バルブベルト駆動 1995cc 最高出力:310PS 重量:1000kg 年式:1997年

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