走る楽しさを、みんなに味わってほしい。NSX

ホンダコレクションホール

NSX
1983年からF1に復帰したホンダは独自のスポーツカーを造りたいという気運が高まっており、創業者である本田宗一郎は世界一のスポーツカーを造りたいと夢から彼の意志を引き継いだ開発者達が3リッターV6エンジンをミッドシップに搭載した2シーターのNSXで実現した。
また、乗り手を選ばず誰もが走りの楽しさを味わえる、これまでとはまったく違う高性能スポーツカーを求め、ホンダの新しい挑戦が始まった。
人間中心の新世代スポーツカーの誕生の為には、高性能と快適性を高次元で両立するべく軽量化を徹底追及し量産車として世界で初めてオールアルモノコックミボディをはじめとして、構造部材に至るまでアルミ合金を多用し、エンジン出力の約40PSに相当する驚異的な200kgの軽量化を実現した。
高い運動性能を備えたミッドシップ・スポーツカーとなっている。
エンジン:水冷4ストロークV型6気筒横置DOHC4バルブベルト駆動 2977cc 最高出力:280PS 重量:1350kg 年式:1990年
オールアルミ・モノコックボディ 写真は5MT車
当時の販売価格:8,003,000円 現在換算で9,510,811円(消費者物価指数)

NSX-R
もともと軽量なオールアルミボディを持つ初代NSXよりさに120kgの軽量化に成功し、走行性能を高めたモデルとなり、街中でも快適に走れるサーキット専用のスポーツカーになった。
このNSX-Rはやがてドイツでレースにデビューし、そのノウハウを携えて1994年ル・マン24時間レースに参戦し、完走という快挙を成し遂げた。
エンジン:水冷4ストロークV型6気筒横置DOHC4バルブベルト駆動 2977cc 最高出力:280PS 重量:1239kg 年式:1992年
オールアルミ・モノコックボディ
当時の販売価格:9,707,000円 現在換算で10,984,779円(消費者物価指数)

コメント