誰でも安心して、楽しく乗れること。

ホンダコレクションホール

子供たちにも操る楽しさを伝えたいという思いから1961年、本田技研工業株式会社子会社の株式会社モビリティランドが乗り物遊園地「多摩テック」を開園した。
その遊具として誕生したのがモンキーだった。
モーターショーに出展したところ大きな反響を呼び市販化した。遊びやファッションアイテムとしてバイクの新し楽しみ方を提案した。
ちなみに、2009年9月30日に多摩テックは終園を迎えた。

モンキー Z100
遊園地向けに開発され多摩テックなどで子供たちの乗り物として活躍。1961年に東京モーターショーに展示した所大きな注目を集めた。これをきっかけに小型レジャーバイクの開発が進められた。
スーパーカブC100系のエンジンを搭載し、すでに折りたたみ式のハンドルが採用されておりその後のモンキーシリーズに引き継がれていった。
エンジン:空冷4ストローク単気筒OHV 49cc 最高出力:4.3PS 未販売 年式:1961年
5インチホイール リジッドサスペンション(フロント/リア)

モンキー CZ100
遊園地向けの乗り物として登場したモンキーZ100を一般公道でも走行できるよう市販化された最初のモデル。エンジンはスーパーカブC100からタンクとシートはスポーツカブC111から流用された。
大柄なメッキタンクと小さな車体の愛らしいスタイルが人気を集め多くはアメリカに輸出された。
エンジン:空冷4ストローク単気筒OHV 49cc 最高出力:4.3PS 年式:1964年
3段変速 リジッドサスペンション(フロント/リア)

モンキー Z50M
OHVからOHCエンジンへの変更とともに、自動車への積載なども考慮して折りたたみ式のハンドルやシートを装備された。
エンジン:空冷4ストローク単気筒OHC 49cc 最高出力:2.5PS 重量:47.5kg 年式:1967年
当時の販売価格63,000円 現在換算で257,310円(消費者物価指数)

モンキー Z50Z
モンキー Z50Aをベースにフロント分離方式を採用し小型乗用車のトランクにも収納できるようにしたモデル。後輪フットブレーキ、アップマフラーなど装備も充実した。
エンジン:空冷4ストローク単気筒OHC 49cc 最高出力:2.6PS 重量:53kg 年式:1970年
自動遠心クラッチ付3段変速
当時の販売価格63,000円 現在換算で214,562円(消費者物価指数)

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