5月の東北、過ごしやすく旅に良い7

2024年GW東北の旅

本日は4日目の朝に訪れた旧南部縦貫鉄道 七戸駅跡について紹介したいと思います。

1962年(昭和37年)10月20日に南部縦貫鉄道が開業しました。千曳~七戸までのルートが開通しました。1968年5月16日に十勝沖地震で南部縦貫鉄道全線不通となりますがこの年の8月5日に国鉄東北本線の線路付け替えに伴い、廃止区間を借用し野辺地~千曳間を延長し、全線復旧・運航再開しました。南部縦貫鉄道は1984年2月1日に貨物営業廃止され、1997年5月6日に借用していた旧東北本線の路盤を日本国有鉄道清算事業団から買い取りを要請されたが資金を捻出できず鉄道運行休止され2002年8月1日に南部縦貫鉄道は廃止されました。

旧南部縦貫鉄道は東北本線野辺地駅~七戸駅までの20.9kmを結んだ鉄道で、主に貨物輸送を目的として作られた為、旅客輸送には小型のレールバスが用いられました。

レールバスとは、車両の生産コストを下げるためバスの部品を多用した小型の鉄道車両の愛称です。

旧南部縦貫鉄道のレールバスの特徴は機械式変速機(歯車)を用いてギアチェンジするた、クラッチとシフトレバーがあることです。

レールバス キハ101・102

旧南部縦貫鉄道の開業から廃止まで活動した2両のレールバスで丸くかわいらし形していることから多くの人から愛されてます。

形式:キハ10 101号・102号  定員60名(内座席27名)

製造:富士重工 宇都宮製作所 1962年製造 南部縦貫鉄道自社発注

最大寸法:長さ 10,296mm 巾:2,600mm 高さ:3,165mm

内燃機関:日野DS-90 1機 出力:106PS 変速機:機械式変速機前進4段後進1段 空車重量9.5t

ここ旧南部縦貫鉄道 七戸駅は当時のホームの雰囲気はそのままに綺麗に保たれており、ホームの線路におりた写真とかが撮れます。

私の一番のおすすめアングルは線路とレールバスをしたから撮ることで、普段で絶対に見れない景色が撮れます。

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