発電機E2010
地震などで停電が発生すると、信号機が点灯できなくなり道路交通の混乱を引き起こしてしまうため、これを防ぐためホンダは1987年、外壁や電柱にも取り付け可能な信号機の非日常用発電機を世に送り出した。
低振動・低燃費のOHVエンジンを搭載し、5時間の連続運転が可能。災害などの停電時に備えた発電機として信号機などに設置された。
【使い方】
1.前・後面の鍵付扉を聞き取り外します。
2.前面の網扉を開きます。
3.エンジン冷間時、エンジンスイッチレバーを‟チョーク始動”の位置にして、始動グリップを勢いよく引きエンジンを始動します。
4.エンジン始動後、エンジンスイッチレバーを‟運転”の位置にします。
5.前面の網扉をとじます。
エンジン:水冷4ストローク単気筒163cc 出力:50Hz/60Hz交流2.0kW 重量:92kg 年式:1987年
電圧調整方式:トランジスターAVR方式
EX4.5D-ATS
1995年の阪神淡路大震災での広域停電が、救急活動や物資輸送の大きな障害となったことから、自動起動的に電気を供給する非常用発電源として、独自の開発自動起動/停止装置(ATS)とホンダディーゼル発電機を組み合わせた、軽量コンパクトな自動起動式設置型発電機「EX4.5D-ATS」を開発した。
停電を感知すると自動的に発電機を始動させ電気の供給を開始する。最大で24時間以上の運転が可能で停電が回復すると自動的に停止するATSをホンダ独自に開発し高い信頼性と優れた経済性で好評のホンダディーゼル発電機と組み合わせたことで軽量コンパクトな一体型システムを造ることが出来、自治体や企業の非常用電源としても日本全国へ広がっていった。
エンジン:空冷4ストローク単気筒直噴式ディーゼル 411cc 定格出力:50Hz仕様 交流3.7kW 60Hz仕様 交流4.5kW
重量:400kg(ATS 15kg) 年式:1995年 電圧調整方式:トランジスターAVR方式
当時の販売価格:2,200,000円 現在換算で2,455,706円(消費者物価指数)
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