市販車に磨きをかけた戦い。

ホンダコレクションホール

NSX(ル・マン24時間レース仕様車)
開発者の思いである、お客様が乗るNSXこそが「世界最高のスポーツカーである」という夢を叶えたい。そんな想いから、世界三大レースのひとつ、ル・マン24時間レースに挑戦した。
第63回ル・マン24時間レース耐久レースGT2クラスに参戦し17時間雨が降り続けるというとても困難なウェットコンディションの中、日本人ドライバー達の活躍により、日本車初のGT2クラス優勝を飾った。
ドライバー:高橋国光/土屋圭一/飯田章の3人ドライバーで24時間を走り切った。
エンジン:水冷4ストロークV型6気筒横置DOHC VTEC4バルブ 2977cc 最高出力:390PS 重量:1051kg 年式:1995年

NSX(SPER GT仕様車)
2000年にSPER GT500で初のドライバーズタイトルを獲得してからレギュレーションの変更などもあり、6年間ドライバーズタイトルを獲得することが出来ずにいた。
2005年、シーズンに向けて根本的な手が打たれた。新たなベース市販車、「NSXタイプR GT」投入で素のポテンシャルを上げることで、大幅な戦闘力向上を狙った。
そしてタイプR GTを投入してから3シーズン目を迎えた2007年、ついに努力が報われた。
開幕初戦、鈴鹿サーキットでGT500クラスが初めて1分50秒の壁を破る偉業を成し遂げ、そのままの強さを見せ最終戦を待たずに王座獲得を決めるという偉業を達成した。
エンジン:水冷4ストロークV型6気筒DOHC4バルブ 3494cc 最高出力:500PS 重量:1100kg以上

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