もう一度、本気の軽を。 トゥデイ

ホンダコレクションホール

1974年のライフ生産終了ともに、ホンダは乗用カテゴリーの軽自動車開発を休止していたが、社内では軽に対する情熱は絶えることなく、11年の時を経てトゥデイが登場した。
ボンネットからルーフエンドまでの低全高で流れるようなフォルムや、丸形ヘッドライトはエンジンフードとフロントバンパーにまで食い込み個性的なデザインとなっており、リアコンビはネーションランプはリアバンパー内に設置(後にアクティのバンとバモスホビオに流用された)、またフロントワイパーはリンク機構付きのシングル式とユニークな仕様を搭載した。
シリンダーが水平近くにまで前傾されたエンジンの下にデファレンシャルギアを配置することによって、エンジンルームの全長を抑えて広い室内空間を実現できホイルベースと優れたパッケージングが低い乗用車スタイルを両立した。
エンジンはEH型のみで、当初は新たなエンジン開発を企画していたが予算の都合上、アクティ用の2気筒エンジンをチューンして搭載した。組み合わせられるトランスミッションは4速マニュアルとホンダマチックの2種類となる。
エンジン:水冷4ストローク2気筒OHCベルト駆動545cc 最高出力:31PS 重量:560kg 年式:1985年
当時の販売価格:720,000円 現在換算で908,317円(消費者物価指数)

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