草刈機 HR21
1970年代、米国では草刈り機に安全装置が装備されておらず事故が多かった。消費者は安全装置を強く望んでいたが、技術的なハードルが高く既存製品には装備されていなっかた。
そこでホンダは、手元のクラッチレバーを放すことで3秒以内に回転刃が停止する画期的な安全装置を開発した。
このBBC(Blade Brake Clutch)機構はその後アメリカにおける草刈り機の安全基準となった。さらに同様の機構は除雪機にも採用され、他のメーカーにも広がっていった。
音が静かで低振動の高性能4ストロークGV150エンジンを搭載。
操作系を手元に集中させた抜群の作業性能と安全性、耐久性を兼ね備えたホンダ初の歩行型草刈機。
草刈機 HR21を見ていたら隣に若い外国人女性の方が、小さい頃、おじいちゃんの家に遊びに行った時に草刈り機を使って手伝うときに「ホンダの草刈り機は安全だから使っていい」と言われて楽しく草刈りを一緒にしてたと話していたのを耳にしました。
すごく感動したの同時にこれぞホンダの商品だなと思いました。
安全安心で楽しく使える商品は時代を超えても愛されるという事を再認識出来ました。
エンジン:空冷4ストローク単気筒(GV150) 144cc 最高出力:3.5PS 重量:45kg 年式:1978年 (写真はSXタイプ)
当時の販売価格130,000円 現在換算で209,969円(消費者物価指数)
除雪機 アクト スノースイパー S35A
女性にも手軽に除雪作業がおこなえる小型軽量な家庭用除雪機として登場。
3.5PSながらゴムローラーによる自走式を採用し、一時間で約33トン(比重0.2)の除雪能力を発揮した。
エンジン:強制空冷4ストローク 144cc(ホンダ GT150) 最高出力:3.5PS 重量:66kg 年式:1981年
当時の販売価格158,000円 現在換算で217,326円(消費者物価指数)
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