5月の東北、過ごしやすく旅に良い13

2024年GW東北の旅

三陸復興国立公園・三陸ジオパークの中心に位置する浄土ヶ浜は、宮古の代表的な景勝地。
鋭くとがった白い流紋岩が林立し、一つ一つ違った表情を見せて海岸を彩ります。松の緑と岩肌の白、海の群青とのコントラストはまさに一見の価値あります。
浄土ヶ浜の地名は、天和年間(1681〜1683)に宮古山常安寺七世の霊鏡竜湖(1727年没)が、「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことから名付けられたと言われています。
透明度が高く、穏やかな波が特徴で、海開き期間は、たくさんの海水浴客でにぎわいます。


浄土ヶ浜の岩肌は、4,400万年前にマグマの働きによりできた流紋岩という火山岩で二酸化ケイ素を多く含むため白い色をしていると考えられています。
また、マグマが流れた模様「流理構造」やマグマが急に冷やされたときにできた板状の割れ目「節理」を観察することができます。


レストランハウスが浜辺の近くにあるのですが、2011年東日本大震災の津波の高さがわかるようになっており、自然の恐ろしさがしみじみと伝わります。

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