今みてもかっこいい車 3

ホンダコレクションホール

本日はホンダのN360を紹介したいと思います。

1967年3月に販売開始され、前輪駆動方式(FF)を採用して広い車室空間を確保すると共に、1967年時点での軽自動車としては突出した最高出力のエンジンを搭載。当時の軽自動車界における「馬力競争」の火付け役となった。高性能と低廉な価格が相まって、当時のベストセラーモデルとなった。

2輪車エンジンをベースにした、ホンダ初の前輪駆動方式(FF)の軽自動車。

空冷式 4サイクル 2気筒 354cc 最高速度 115km/h 重量 475kg 

価格(当時) 313,000円(狭山工場渡し価格) 現在換算で1,278,383円程度(消費者物価指数比較)

この当時、他メーカー製軽自動車は2サイクルが主流であり最高出力が一般に20PS前半対しN360の最高出力は31PSで比較すると格段に最高力であった。

また、本田宗一郎は当初リアデザインが気に入らず、すでに生産用の金型を取り終わったクレイモデルに後からカンナで削りを入れて「これで行け」と指示したため、金型の作り直しで多額の出費が生じたという逸話が残る。

コメント